絹と九谷コレクション・ふづき

日本の一流品を身近かな製品からご紹介

TOP | FLOSS Silk | 背負い真綿

真綿とは

江戸時代に盛んに木綿わたが栽培されるまでは、わたといえばすべて「真綿」でした。生糸(きいと)づくりを終えた残絹から、むかしの人たちは、この軽くて温かく、決して蒸れることのないすばらしい素材を作りあげました。

丈夫で長持ちし着心地もよく、庶民の生活の必需品として「真綿」は大事にされてきたのです。真綿から糸を紡ぎ、染色し、織り上げたものが「紬(つむぎ)」です。

「入金真綿」命名の由来

今から約370年前の慶長年間の頃に、この製法が考案されました。形がちょうど大判、小判の貨幣入れに似ていたことから、この名前が生まれたといわれています。また、古来「真綿」は貴重品として、その取り引きにあたっては前金あるいは現金取引であったことから、
このように名付けられたともいわれています。シルクロードでの交易では、同等かそれ以上の金と交換されていたこともありました。いずれにしましても、背中だけでなく、ふところまでも温かくなりそうな名前ですね。

「入金真綿」品質の高さ

「結城紬(ゆうきつむぎ)」の原料糸の99%が、この入金真綿であることからもその品質の高さが実証されます。その独特の美しい風合いも国産真綿ならではのものです。保温性と放湿性の両面をそなえ、体に大切なアミノ酸を豊富に含んでおり、皮膚細胞を活性化させます。昔は風邪をひくと「真綿」を首に巻きました。温かさのみならず豊富なアミノ酸が「咽(のど)」をガードすることを体験的に知っていたからでしょう。気管支炎、喘息等でお悩みの方にも安心してお使いいただけます。

 

 背負い真綿(せおいまわた) 

「背負い真綿」を一枚作るのに、
約130粒(りゅう)もの繭が使われます。
一枚の重さはわずか40グラム
(手芸やフェイシャル用の繭玉だけで、一粒平均¥50くらいで市販されています。また背負い真綿の価格の違いは、グラム数にもよります。

「せおいまわた」って何?

風邪をひくと、セーターの背中の下に「まわた」を当てがってもらった思い出がありませんか。地方によっては「まわた」をむきだしに使うことがなかったり、使ったことがあってもまだそのような商品があることを知らない方に「背負いまわた」をご紹介します。
そもそも「まわた?」って聞かれることがあります。わたは現在、木綿わたとかテトロンわたが寝具や衣服に使われていますが、わたはわたでも、蚕の繭から作られる「絹のわた」のことです。木綿わたは江戸期に日本に入ってきましたが、それまでは「絹のわた=真綿」と「麻」が日常の繊維であり、養蚕と麻の栽培も日本民族の主たる産業でした。
真冬、肌着のシャツの肩と背中に、平らにのばして当てがっておきます。独特のねばりがあってずり落ちることなく、はがしても残り糸が付着しません。つけていることを忘れるくらい軽くてかさばらず、汗ばむほど温かくなって思い出します。スタイルにうまく取り込んでみてください。
真綿のお布団に入っているような温かさ。神経痛・冷え症の方におすすめします。背筋を冷やすことなく元気に厳冬をすごしていただきたいものです。
洗濯はセーターの手洗いと同じ要領です。伸ばしたり裏返したりして何年も使えます。

「背負い真綿」のご使用方法 

 そのまま拡げて(口の部分を上)、シャツとセーター等の間に滑り込ませて下さい。お一人の時はシャツの上にあてがって、両肩の部分をちょっと前にひっぱってセ-タ-を着ていただき、その後、目立たせないようにすそをひっぱったり、平らにセーターの上から押さえたりしてみてください。後ろの部分だけのインナーベストとして、お取り扱いくださいませ。
 
 新しいうちは、手や指の荒れた部分に真綿がひっかかりますが、その内おさまってきます。強くひっぱっても木綿わた以上に粘りがありますので、破けるということはありませんし、また薄くなった部分は寄せたり、張り付けたりして、自由に作りかえていただけます。古くなりましたら、袋状になっていますので、ひっくり返せます。
 
 ちょっと背中に肉がついたようになり、姿勢が悪いようですが、外出の時は、上にコートを着ますから、コ-トを脱がないでいい場所に行くなら、そのまま付けておかれても大丈夫。ずり落ちてくることはありません。風邪ぎみの時は芯から温まって、治りがはやいです。 お使い初めの頃は真綿特有のにおいがありますが、日陰干し(天日干しは真綿を傷めます)にしていただきますと、すこしは和らぎます。 

 ご購入者のお声(他多数)

横浜市のM様
 こんばんは。 ご連絡遅くなってすみません。無事着荷いたしました。 やっぱり新しい綿はいいですね。羽衣みたいですー。 あっ本物の羽衣知らないけど…。 かわいらしいハンカチや繭も、ありがとうございました。 さっそく、自分のブログで書かせていただきました。 拙い記事ですが、お時間ありましたら覗いてみてください。 お店の名前も書かせていただいちゃいました。 事後報告ですみません。
    http://blog.goo.ne.jp/tombo624/e/da205d9bae1caed5bbea080e43df072f
昔は何でも自宅でやりましたから、 母がもめん綿も買ってきて、布団の綿入れしたり、 のこりで私の半天を作ってくれたり…。 到底まねできないですが、少しでも「日本のいいもの」を、 大切にしていきたいと思っています。 そうそう「おでんち」とは、こちらでいうところの「ちゃんちゃんこ」のことです。 関西圏でしょうか「おでんち」とか「でんちこ」といいます。 うちは母が京都の生まれでして、85になる今も、 「京都弁」なんですよ。おかげで、私は生まれも育ちも横浜なんですが、 京都弁でしゃべってます。ネットのお店、とてもステキですね。私は器も好きなんですが、お高くてぇ~~。時々のぞかせていただきますね。いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。またよろしくお願い致します。---真綿の蘊蓄はさすが!ぜひご一読を。ご紹介いただき感謝感激です。九谷焼の安価なページも考えていきますね~♪(店主)
堺市のH様
 昨年から、お世話になっております。両親が色んな所で、背負い真綿を自慢しているようで、また、仲間が増えるらしいです☆ ご手配のほどよろしくお願い申し上げます。---お喜び頂いているご様子が目にみえるようです。ありがとうございます~♪(店主)
神戸市のS様
 実はTさんのHPで、「背負い真綿」のことを知り、これはぜひ!と思って、早速注文させていただきました。カイロを貼るより、なんだかしみじみと優しい暖かさに出会えそうで、楽しみにしております。「この冬のキュートNo1!真綿でキメよう!」なんて、HPで話題になって、すっかり盛りあがっております。子供の頃、風邪を引くと、母が首に真綿を巻いてくれましたが、 思わぬところでまた、真綿というものにめぐりあって、なつかしい気がしております。
 真綿にまつわる思い出をひとつ:大正3年生まれの私の母は東京の新宿あたりで育ったのですが、幼い頃の記憶に、「真綿のおばあさん」という人が居るそうです。子供が風邪を引くと、そのおばあさんのところで真綿を少し貰って、子供の首に巻きます。治ったら新しい真綿を買って、少し多めにおばあさんに返すのだそうです。でも戦後はそういう人が居ないので、布団屋さんで真綿を買うことになった・・と言っていました。私が子育てをしておりました頃は、母が「真綿のおばあさん」で、子供たちが咳をしていると、大事そうに真綿を出してきて、柔らかくほぐして巻いてくれたものでした。ひさしぶりで真綿というものに触れて、なつかしいぬくもりを感じております。風邪を引くと咳が治りにくい2歳の孫のために、今度は私が「真綿のおばあさん」になってあげようと思います。 ありがとうございました。
宇都宮市のW様
 背負い真綿がこんなにいいものとは思いませんでした。肌着の上につけて、背中がホントに温かかったです。春の今は、眠るときは温かすぎますので、首の後ろに丸めて、首枕として使っています。これまではタオルを使っていたのですが、真綿があるので使ってみました。柔らかくて気持ちよく、朝起きるとうなじがツルツルしています。首を支えていますので、肩もこらなくなったみたいです。---早速ためしてみました^^* うなじを温めてみますと熟睡できたみたいでした。いろいろお試しいただき、ありがとうございます~♪(店主)
長崎市のT様
 昨日に商品が祖母の方へ、振替用紙が私の方へ届きました。途中何度も連絡を頂き、ありがとうございました。安心して商品の到着を待つことが出来ました。祖母からも昨日さっそく 電話がありとても喜んでいました。最近真綿が手に入りにくいと言っていたので、良いプレゼントになりました。どうもありがとうございました。---真綿の丹前をお作りになられるなんて、ほんとに素敵ですね。木綿わたのものとは、格段に温かさが違いますものね~♪(店主)
芦屋市のA様
 30年前の受験時代に使っていて、自分の背中の形になっていたことを思いだしました。おかげでこの冬はまだ風邪をひいていません。
前橋市のO様
 昔はあったのにもうないのかしらんと義母に聞かれ、このことだと思って注文します。私は知らなかったので、届くのが楽しみです。
横浜市のB様
 懐かしくて、でもお布団屋ではもうありませんものね。インターネットで買える時代になったんですね。あたたかいねと話しあっています。
姫路市のM様
 「背負いまわた」5個送ってください。あちこちの年老いた親戚に配ります。
舞踏集団「偶成天」様
 札幌の方から『吹留丹前真綿』のご注文を、8月末('00)にいただきました。早めの冬仕度?と思っておりましたところ、舞踏集団「偶成天」のカナダ・アメリカ公演の衣装の一部にお使いになるということで、驚きました。「吹留丹前真綿は、予想以上にイメージをふくらませてくれています」というメールもいただき、思いがけないご利用をうれしく思いました。公演日程などもお知らせくださるそうですので、楽しみにしています(^^)

コレクション

文字数と分野ご紹介の関係上、商品名ではありません。
商品名と詳細は各ページでご確認くださいませ。